太陽の光をたっぷり浴びて、ゆっくり自然乾燥されたお米が天日干し「はさかけ米」です。
お米を機械乾燥する場合は、乗用稲刈り機(コンバイン)を使い、刈り取り、脱穀、収穫後の稲わらの細断、細断された稲わらを田んぼへ散布、までが、一気に行われます。(右の写真)
平野の田んぼでは、4条刈りや6条刈りのコンバインを使い、収穫効率も高いのですが、ここ山裾の棚田では、小回りが利く「2条刈りのコンバイン」を使っています。コンバインを使っても、収穫には時間がかかってしまいます・・・。
それに対し、稲わら付きで収穫するために、「バインダー」という機械を使います。
1条刈りの手押し機です。手押しで進みながら、一定量を刈り取ったら、自動で横に倒れながら紐で縛られて排出される仕様です。
しかしながら、紐で縛られる機能が正しく動作せず、悪戦苦闘しました・・・。
私としては初めて扱う機械でして(汗)、仲間にも助けてもらい、紐で縛られる機能が動きだしたら、思っていた以上にスムースに、「刈り取り」~「はさかけ」を行うことができました。