この日の主な作業は、
(1)はさかけ米の脱穀後、藁を細断して、田んぼに散布
(2)夏の除草作業で刈り取った田んぼ周りの雑草から作った堆肥を散布
(3)籾殻の散布
(4)欅(けやき)落ち葉の散布
雪が積もる前に、自然の材料と発酵堆肥を使うことで、微生物が活動し、柔らかい土になり、栄養分が復活するように、土づくりを行っています…
森の田んぼ > 田んぼのご紹介 > コシヒカリの栽培記録 令和4年産(2022年産) > 2021.10.07 土づくり
収穫後の10月上旬、田んぼの土づくりが始まります。
この日の主な作業は、
(1)はさかけ米の脱穀後、藁を細断して、田んぼに散布
(2)夏の除草作業で刈り取った田んぼ周りの雑草から作った堆肥を散布
(3)籾殻の散布
(4)欅(けやき)落ち葉の散布
雪が積もる前に、自然の材料と発酵堆肥を使うことで、微生物が活動し、柔らかい土になり、栄養分が復活するように、土づくりを行っています…
コンバインで収穫した場合は、細断した藁は自動に散布されるのですが、はさかけ米を収穫した場所では、藁も収穫され何もない状態になっていますので、細断した藁を手作業で散布します。
こちらは、夏の除草作業で刈り取った 田んぼ周りの雑草を持ち帰り、自然発酵させて堆肥にしたもの。積み上げた雑草を上下に入れ替えたり、少しの手間で、自然の肥料を作ることができます。先人たちの知恵を今も大切に守っています。
籾摺りで排出された「もみ殻」を田んぼに散布します。
以前はこの「もみ殻」を燃やし「炭」を作って散布していましたが、今では野焼きが禁止されて、炭を作ることが出来なくなりました。
「炭」の方が、微生物が活動しやすくなる環境を作り出せるのですが、「自然」とは難しくなってきましたね・・・。
上の写真で、大量に撒かれている「茶色の塊」は、広葉樹「欅(けやき)」の葉です。昨年(2020年)の秋に、胎内川周辺の落ち葉を拾い集め保管していたものを散布します。
この後、11月の後半、秋が深まって葉が落ち始めましたら、落ち葉拾いに出かけます。道路添いも拾いますので、環境整備と一石二鳥ですね。
そして、保管しておき、来春の田起しに時期に1回散布し、来秋の令和4年産の収穫後に残りを散布します。
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